詩人:結希
切ってしまうのは簡単紡いで行く方が困難巣を作るために一本、一本丁寧に紡いで行く雨に濡れ風に吹かれ時に切れて飛ばされて再び紡ぐ光を浴びて輝き光を捨てて再び0「ゼロ」からスタート一本道は歩かない自由を求め時に自ら風に乗り着いた所で再び糸を紡ぐ強く生きようと必死に糸を紡ぎながら仲間の死を胸に刻みながら一瞬の光のために糸を紡ぐ切るのは簡単だからこそ紡ぐ今日の風を感じながら…