詩人:月島レナ
一つの心を 二人で抱きしめていた
私とあなたは一つだった
二人が一人になって
手に入れたもの
それは望んでいたものではなかった
汚れた背中を這いずるのは消えない傷 犯した罪
もう戻れない遠い日を
追いかけても届かない
君は軽い風と太陽の下で
そう 笑ってて
この温かい場所を
守るためならば
私は何にでも変ってみせる 明日をつくるために
生きてるから
毎日幸せを見つけているよ あなたの手の平から伝う
35度の体温で
こんなにも強くなれるから涙は零せない
胸の傷の痛みに耐えきれず跪いても
季節は待ってくれないから痛みを乗り越え
明日へ歩こう