詩人:虚空
吐き出した煙草の煙が星空に溶けていった煙の向こう側にオリオン座がいたそうかもうそんな季節になったのか下を向いて歩いていたから僕は気付いてなかったよ実家を離れて一人暮らしをしていてもお前は毎年ちゃんと顔を見せてくれるんだねあの時見上げた星空と全く同じ光景が今、目の前に広がっているそうかこの街と故郷は繋がっていたんだ