詩人:安曇
イタズラに頭をなでる
あなたのクセが私の心を締め付ける
あなたとはただの友達
だけど期待しちゃうよ
二人きりの帰り道
私の鼓動が激しく動き
全てがキラキラ輝き出して
ねえ、好きなんだ
本当は好きなんだ
考える時に眉毛を掻いて
照れると赤くなる耳
私よりも空に近いあなたの髪が光に揺れる事とか
あなたの仕草全てが愛しくて
ねえ、抱き締めて
きつく抱き締めて
こんなことを、いつも思ってる
あなたにふれたいの
あなたといると
太陽の下にいるみたいにぽかぽかで
自然に優しくなれるんだ
でも
ねえ、やめて
そんなに優しくふれないで
もっともっと好きになる
もっともっとふれてほしい
もっともっと期待しちゃう
イタズラに頭をなでるクセのあなた
あなたのカバンをそっと握って
あなたの隣に歩くのが
私のクセ