詩人:夢人
人は旅路を行く
その旅路の中で
人は人に出会う
そして宝物をもらう
時に壁がある
それを乗り越えれば
また宝物がある
そう信じて
その壁を越えていく
宝物を心という袋に詰め込んで
背中に背負って歩いていく
橋がかかっている時がある
お世辞にも頑丈とは言えない橋
宝物が無ければ
簡単に渡っていける
その橋を渡るのをためらうのは
宝物を落としてしまいそうだから
宝物を捨てれないから
宝物と一緒に自分が落ちてしまいそうだから
子供の頃ならあの向こうに行けたのに
2003/07/01 (Tue)