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詩人:チェシャ猫
夕暮れの帰り道
突然の夕立に打たれながら
キミの手を少しだけ握り締めた
本当に雨が降った後地が固まるのならば
ボクらの築いてきた思いでも
いつかしっかり固まるのかな。。
夕暮れのオレンジ色に照らされて
雨の雫はそっとボクらを包み込み
キミにあげた指輪の代わりに
薬指で小さくきらめいている
恋愛マンガの登場人物のように
キミと彼の成功を祈れるほどできた人間じゃないし
簡単に次の恋を探せるほど器用でもない・・・
それでも一つだけ
僕は君の微笑った顔が大好きで
それは多分これからも変わらないもので・・・。。
いつかこの日を思い出す日が来るとしたら
ずぶ濡れになってはしゃぐ僕らの目には
優しい未来が映っているから。。
君がすきだよ
これまでも そしてこれからも・・・。。