詩人:JAM
時が早々と過ぎるのは
あたしにとって救いであり
残酷でもあった
じっと下向いてただ自分の靴をひたすら睨みつけた
あの日あの時あの瞬間は
時が過ぎ行くことだけがあたしの救いだった
君があたしを抱き寄せて頭を撫でてくれた
あの日あの時あの瞬間は
時が過ぎ行くことが残酷だった
時が止まってほしかった
時は止まってくれないし
ものすごく早く過ぎることもない
今までのあの日あの時あの瞬間は全て過ぎ行く
今この瞬間も過ぎ行く
そんな当たり前のことを恨む
我が儘なぼやき
2008/03/19 (Wed)