詩人:きよたか
色のない世界がそのままで過ぎていく日々。忙しいようなそうでないような日常。ためておくと破裂してしまうから、左から右へ流し出していく多分、大事な事も同様に。気付いてない訳じゃないんだ。ただすべてがまっ白か、まっ黒いから、良く分からないだけなんだ。世界はいつからこんなにも単調になったんだろう。ただそれでも。掘り返すタイムカプセルの中はいつも、セピア色にきらめいているから。