詩人:旅次郎.
空と同化した水色の桜つまり桜を観ること無かった在る年の春水色の桜の幻水色の空と重なり眺めている心の中でショックのあまり桜眺める事さえ忘れ水色の桜を ただ眺めていたその無意識にまとわりつくその時水色の迷路みたく雲は時計知らずずっと水色の時間僕は 雨に打たれて助けてあげられなかったと時折停滞しがちな姿と断ち切りたかった水色の迷路を道にした人たち変えた人たち空を道にした人たち傍ら通過する