詩人:Akira“STARMAN”
この世に二人だけ君は別れに際し二週間の猶予を与え無言の会話で僕を励まし続け瞬く間に僕をかえたあの冬の朝君は陽光に導かれながら天に召され永遠の君に病室からの真っ白な景色小山と小さな平地泣き時雨れ冬の朝髪の先々まで慈しみ深き妻なる君白い雪と大地白い装束楽しみにしていた美しくも儚い白い着物 白い病室白い太陽と浮雲銀色の指輪と鋏どうもありがとう君の息吹き僕の嘆き笑み 音 残像悲劇と喜劇と観衆もたれる君の心地よい圧寄り付く熱