詩人:じぇん
何も考えれず
この味気のない人生に
スパイスを探してた
石ころをただ
遠くヘ蹴飛ばす事に
夢中になれた少年時代
泥臭くても
温かかったあの人の手
もう一度僕を包んで
きっとそしたら
もう少しだけ元気に
なれると思うんだ
何を残す訳でもない
何を伝える訳でもない
この無口な時間の
笑顔が見たいだけ
何度目かの別れで人は立ち止まり
何度目かの出会いで人は忘れてく
繰り返す人生に意味なんかいらないさ
明日もまた僕は
太陽と出逢い
立ち止まる
優しい光りを全身に浴びて
また無口な時間が動き出す
2007/06/20 (Wed)