詩人:タキシード詩者
支えてあげるなんてね身分不相応なセリフでした。よろけてしまったとき立ち止まってしまったとき手をさしのべられる、そんな距離にいてあげるつもりでした。もう無理です。鼓動の聞こえる距離感で体温を分け合うほどの圧力で寄り添いたい。あなたがいないなら、立ち上がる気にもならない。この腕の中にずっと、居てください。転ぶ時はご一緒します。