詩人:ならか
うらやましがるのはうわべだけ
尊敬と嫉妬は紙一重
あなたを信じたくても
もうあなたの顔が見えないのです
さあ、後悔した?
待っているのに霧は
視界は一向に冴えない
どうしよう
このままじゃ
動けないじゃないの
…でも別に誰も困らない
あたしなんか居ても居なくても
あなたの態度は変わらないのだから
あたしが死んだ後の式では
瞼をはらしてはくれるでしょうけど
百日紅の咲く頃には
きっと聞こえてくる
あはははははははははは
流してください
夏になってしまおう
熱に浮かされればいい
自分を客観的に見た際には
諦めと余裕も
紙一重なのだから