詩人:fuyuu
この気持ちはなんだろう
自分から切ってしまった人なのに
会いたくて会いたくて
あなたを思って想って。
どんな場所でも、何をしても、どんな季節も、あなたとの思い出があって
ふとした瞬間にいつも思い出して
優しい気持ちになって、
なんだか嬉しくなって切なくなって
あなたが私に向けていてくれた感情は、間違いなく愛だったんだって気付いて、
遅くて。
あなたの私に向けてくれてた、優しい顔も、匂いも、背中も、風になびくあのお気に入りだったシャツの袖も、優しく抱き締めてくれる腕も手も、全部全部全部大好きだった。
会いたいよ。苦しいよ。
あなたを思うと、いつも涙止まらない。
でも、忘れなきゃダメなんです。
忘れようと必死なんです。
だって…
今は、違う人の腕に抱かれているのだから。
これが、私の選んだ道なのだから。
あなたを思い出して泣いても、泣いた分だけ消費していかなくちゃ…
一緒に過ごした5年って、どのくらいしたら忘れられるのだろう。