詩人:カナリア
いつしか貴方を貴方様をそれはそれは愛おしく思うようになりましたあれは夏の終わり蝉達がもう少し生きたいと唄っておりましたそれと同調する懐かしいメロディが耳の奥で響いているのです消して調和はしない言魂ですが彼等の叫びに掻き消される様に私はいつしか死にゆきたいと唄っていたのでございます貴方を貴方様を愛おしいと想うがあまりに…夏の終わりの切なさに胸がはち切れそうなのでございます