詩人:都森 善太
準備を始めた引越しの中少しだけ懐かしい空気を吸ったせいで夢を見たような気がした忘れ欠けた色はバラバラで憶えて数え切れない出来事やモノや人々は夢の中ですら曖昧で無くした記憶は孤独になる目覚めた朝の冷たすぎる空気とまだ暖まらない感情は体に悪いそんな夢を見た気がした