詩人:剛田奇作
私たちが、考えた本読みという遊びただ好きな小説をはじめから、かわりばんこに読んでいくだけの、そういう遊びいつも強がって 余裕みせちゃってる君私の読み方がヘタクソだって毎回いじめるだから私も、あの日言いたい事いっぱい言ってやった君は突然眉にシワをよせて涙目になった私どうしていいかわからなくて 抱きしめたくてもできなくて謝ることもただ本をパラパラやりながら洗濯物を見つめるしかできなかった