詩人:阿修羅
本音を隠し通した愛情表現
上っ面ばかりの腐った世の中
感情が色褪せてゆく
気持ちも無いのに
『好きだ』と云ってしまえる
哀しい世の中
僕は『君を愛している』と
インプットしてしまえる
哀しい世の中
価値無きコトバが飛び交ってゆく
僕が吐き出す言の葉は
冷えたココロを凍らせる
感情を弄び
傷付く事を愉しみ
『友情』と『愛情』を取違え
狂ってゆく
気付いてるけれど
哀しいままで終わってゆく
変わらないから
自分自身道具に成り果てる
でももう
どうでも良いから
2006/10/26 (Thu)