詩人:梅宮 蛍
無造作に垂れ流される情報に脳がやられる安易に解き放った言葉は宙を舞って忘却される悪意のない毒が私を蝕む右手が腐り落ちてシミになる指先がシナプスを止め灼ける陽に脊髄が呻きまた一つ 泥土に沈んだその 果て