詩人:野上 道弥
転寝する君の寝顔をただただ見ていたいつ目を覚ますのか解らないけどただただ見ていた 鳴らない携帯電話を弄んで 好きな音楽小さく小さく聴いて たまにヘッドライトを追ってみたり 誰に言うわけでもないけど どうしようかな なんて呟いてみたり 君の頬に風が揺らした髪が落ちたから それを直してあげたりただただ君の寝顔を見ていたそんな夜