詩人:リリ
唇だけが君を感じて唇だけがさよならに気付いていたふたりは微妙な距離が不安に変わっていつしか手を離していたんだ子供だったね、と笑うには少し苦い思い出何度も恋をして誰かとくちづけても忘れられない君今でも時々逢いたくなるのは唇に残った君が優しいから―