詩人:山崎 登重雄
山間に見える白い建物がとても病院に見えてしまう濃い緑 だんだんに淡い緑合間に 真白く浮かぶ建物空が青くても また灰色でも建物は白く浮かぶ夜中の闇にも ほの白く浮かぶ眼前の大樹が高度な医療機器に見え始め貼り付けられて 拘束されて点滅する木の葉を目で追うと僕の何かを測定していて…何時間も何時間も検査され続け明らみ始めてやっと開放されボクハ ネムリニ オチル