甘味亭 真朱麻呂の部屋
〜 「夏の夢」への投 票 〜
- 甘味亭 真朱麻呂さんの「夏の夢」に投票します。
- 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
- ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。
|
[107272] 夏の夢
詩人:甘味亭 真朱麻呂
遠く揺れる陽炎
庭に咲く朝顔
縁側でみた夏の夢
弾け散った花火のような儚さを残して
過ぎ去っていく胸元の火照りと暑さに
寝苦しさを感じた
夜長にみた夏の夢
飛び散る光。それは蛍
悲しくも儚い名残惜しさをひそませた
忍び寄る秋。ただその気配
縁側でみた夏の夢
静かな中にきこえる蝉の鳴き声
遠ざかる音を耳にして
少し眠るぼく
祭りの後の静けさに似た気持ち抱きしめながら。
2007/08/14 (Tue)
-
詩人の部屋 -