詩人:さみだれ
アリにとって僕は天災なんだろう屋根を吹き飛ばして慌てて逃げて宇宙にとって僕は細菌みたいなもんだろういるのかいないのかどうでもいいようなあなたにとって僕は数字でしかないんだろう触れも語りもしない名前すら聞いてないネコにとって僕は悪魔なんだろう目を離せずに構えて慌てて逃げて歴史にとって僕は未来なんだろう過去にもなれるけど現在だけにはなれない僕にとってあなたは何だろう何ものにも代えがたいそばにあるのは気持ち