詩人:山崎 登重雄
DNAの螺旋の中に生命の発生以来の罪を背負う
生命は次々と螺旋の中に新たな罪を生む
罪は情報化され刻々と蓄積を繰り返す
罪の大小浅深によって生命は変化を繰り返す
生命は社会を構築し生命は情報を社会に反映する
反映した情報に基づいて衰退と繁栄を繰り返す
情報は生命がもたらすもの以外はその効力はない
嘘に基づいた情報は災害となって被害を被る
生命は生命によってのみ浄化=罪の消去ができる
即ち個体を終結して浄化力を強化する以外にない
真実の価値ある情報は高度に集束し蓄積される
生命の本質に適うもののみが“遺伝”される
DNAは常に進化=最新情報に自動更新される
生命の実践経験が変化の源であり新しい記憶である
罪も罰も功も徳も生命の一本糸
どの色に捻じり連ね強く織り上げるか
生命尊し すべてに等しく
考:理解力と行動力は比例すべきものかと。
何故に反比例するのか。 これが業。
理解するほど強く一凶が出る。ここで皆負ける。