詩人:林家
「貴方はフェイクよ」そう言った時の君、目に涙をためてた。でも僕はそれをどうする事も出来なかった。「さよなら」君が僕から遠ざかる。僕は拳を握り締め、ただただ心の中で(僕の前では涙をこぼさないで)と強く願った。自分と僕を混ぜることで君は偽物の自分を作ったんだね。それなら何故こんなにも僕の心を引き付けておくんだよ…全部曝け出したのは僕だけなの?この僕の心どこへ行くんだよ…