詩人:どるとる
はじめて会った日のことを覚えてるかな
僕たちは恥ずかしさ
隠せなくて 下ばかり向いて ロクに話もできずに 日が暮れるまでベンチに座ってた
デートだなんてそんな立派なものじゃなかったけど 僕たちは確かに 恋人だった
いつでも情けないのは僕だった
いつだっておろかなのは僕だった
いつでもありがとうや愛してるなんて言えたのに 月日を重ねてゆくたびに
君という存在が僕の中から 消えてしまうのさ
君が思い出させてくれたんだよね
僕の手を握りしめて 思い出させてくれたんだよね
今なら 言えるよ
愛してるもありがとうも 君はここにいるから
今 大切な人へ 伝えたいことや届けたいことは あるにはあるけど たくさんありすぎて どれから伝えたらいいのかわからない
だから ずっとそばにいて少しずつ 少しずつ伝えていこうと思うのさ
大切な人へ 世界中でこんなに 大好きな人が僕にはいる
あたりかまわずみんなに 言って回りたい
それくらい今は愛してるんだ
はじめて会った日より
心がどうにかしていたときより
今が何よりも君を大切にできる僕だよ
今 大切な人へ 伝えたいことや届けたいことは あるにはあるけど たくさんありすぎて どれから伝えたらいいのかわからない
だから ずっとそばにいて少しずつ 少しずつ伝えていこうと思うのさ
わかってくれるよね?
懐かしいベンチは今はない
だけれど二人が腰を落ち着かせられる
家はそこにある
そして永遠に冷めない愛がここにある
くさい台詞も
愛に満ちた言葉も
何もかも抱きしめられたなら きっと愛は永遠に続くさ
さあ 手をつなごう
恥ずかしさなどなく
今なら 今なら
君だけを抱きしめられるさ。