詩人:阿修羅
崩れ去っていくのは君、かそれとも此処で朽ち果てた僕の塊、か風の唸りに掻き消されていったのは君との記憶手を伸ばせなかった僕と消えていった君が脳裏に焼きついて離れない愛しいのだ、と此処で叫んでしまおうか抜殻の欠片の欠片になった僕でさえ今は何か、になれる気がした叫んだ言葉の破片でさえ今は何かを繋ぐ鎖にさえもなり得ないけれど届く気がした。届けばいいと思った。決して終わりなどしない、君への想いを僕の、永遠の叫びに乗せて。