詩人:さくら亜瑚
だけど真面目な目をしてたふたつの手をあたためるの気付かないでいて気付かないでいて本当の手には触れない。反対のふたつ代わりにならないなくしたくなかった逃げ出す右手をひきとめられないずるいのは承知逃げ出す右手を知らないままで立ち上がるの両手が冷たくても