詩人:現実的SUGILL
撫子みたいには居られない。
あなたが
蓮の葉に浮かべた
感嘆詞
曖昧に
暈かしておきましょ?
せいぜいそのくらい
切れ切れ
世も暗い
二束三文の穴の所在は
嗅ぎつけられる前に
処分検討
嬉々として
あなたが
ブラインドに
指を挟んだ
生きづらさ、垣間見てよ
折れたままの五線譜
紙飛行機にして
飛ばしてよ
考えてみたら
こんなの
ぜんぜん
楽じゃ、ない!
ブラインドの間仕切り
絶妙な
二人の距離感
そして明日へと
続く
このしたたかな可能性
2014/01/14 (Tue)