詩人:沙奈
秋の公園で舞い散る紅葉を見ては酷似する思い出がある夏の夜空に大きな光りの花を咲かせる夏の風景が好きだった…君と逢うまでは…一度だけ君とそんな風景を見に出かけた事があった…限られた場所から抜け出して…でも一つ目の花が夜空に咲いた…その時君の瞳から大粒の涙が…光りの花に照らされて幻想に相応しい程美しい涙が溢れていた…何故君が泣いているのかも分からない僕は頭が真っ白になった気がして…