詩人:はるか
いつからかこんなに悲しかった僕等は互いの心を離れ行き着く場所さえ見失った過ぎてしまった記憶を頼りには進めないねもう何かが違う二人は深く深く途方に暮れ響き合うはずの音すら掻き消された空洞の中でただはがゆさと闘う事のみを許されやがて負けた一方が最後の言葉を口にするのだろう悲しいのは二人で居る孤独だった