詩人:緋子
手のひらよりも隠してたずっと冷たかった手の甲が乾いた温もりを感じるとき探り当てたような腕が笑いかけるように絡まる息は白くて顔は赤くて剥き出しの頬は冷たくてだけど今はこの腕の温度があればそれでいいかな