詩人:獏
喧騒を抜け
肩越しに聞こえる声に耳を塞ぎ
差し出される手を振り切り
何処へ行くの
何処へ行くのさ
一人もたまにゃいい
所詮一人じゃ生きていけない
弱いモンだよ人なんて
一つ一つの存在なんて
本当の孤独は
何もない
生きてる感覚さえ奪う
意味を成さない
泣いても笑っても
伝える先が無いんだから
森の中
行き先も分からなくても
抜け出せる
明るい方に進のさ
向かっていくんだ
避けないで
耳につく
雑音にも
聞こえないふりしないで
聞こうよ
見よう
生きているから
2004/11/13 (Sat)