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[115958] 海を見ていた夜

詩人:秋庭 朔


きみの

寄せては返す

さざ波に

浜へ沖へと運ばれる。


その海と

同じ濃度の涙が

流れ、

落ち、

溶けた。



月明かりに

照らされて

今頃なにを

夢見ているのだろう、

その海は…

2007/12/01 (Sat)
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