詩人:阿修羅
離れてった。
冷たい顔して
依存してたのが
情けなくなった、あの日
馬鹿らしくなった
そういうものだったのか、と
悟った瞬間
完全にはまった瞬間の
依存する心が、怖い
委ねた瞬間、解放たれる
貴方の憎しみは何
痛むんだ、心。
泣叫びたい衝動は
記憶の中へと押しやって
きっと微笑ってられますように
踏み出せない一歩
記憶が甦る
言葉でも、もうなんでも良いんだ
躰だけでも良い
必要として。
偽りの言葉だけでも、
僕に与えて。
哀れだって、仕方ないんだ
本当の愛、が欲しい。なんて
云う勇気さえ、
持ち合わせていないんだから