詩人:EASY
ずっとそれを
握りしめてる
小さな手
汗でもう、何なのかさえ
分からなくなってる
その小さな手
とても柔らかく
口は一文字
その愛らしさは
憎まれる方法を
知る術がない
四つ葉のクローバーは
生物的には奇形で
運命的には幸運で
僕たち的には柔らかい
とてもその様なものだ
それはただ
夜の癖に昼よりも
はっきりと見える雲みたく
そのことを宛てがうように
とても柔らかきものの様にして
そのことを
僕に伝えようとする
とても言葉にすることを
させなくさせてる愛しさだ
2019/02/24 (Sun)