詩人:さらら
どの季節かは判らない
夢のなかの出来事だったから
その出来事は
広い狭い普通の公園のベンチで
チョコナッツを
あなたと食べていた
ごく当たり前
当然のように
夢だとは知らないまま
起きたら夢だった
夢は ゆめ だと報せたように
現実は
現実を報せるのだろう
何をどれを食べ続けるか
何をどちらを選択するかで
全く違う道 時間を歩むこの世界で
ゆめの夢の続きを うたうには
時間という存在は
あまりに その秒速は安定したまま
遅れもしない速度で
地球の日付 変えて征く
2012/01/21 (Sat)