詩人:あかつき
雲は東へ流れてく
太陽は西へ沈んでく
時計の針は無情に進む
今どこにいるんだろう
気づけばキミの手は離れ
独り途方に暮れたボク
月はぼんやりと浮かんで
冷たく見下ろしていた
鳴らない電話を見つめ
石のように夜をこえる
いつも誰かに愛されないと
なんにもできない贅沢者
誰にも分からない
モザイクの体をまるめて
独り泣きながら探してる
鎖で繋がってる絆
今にも消えそうな
モザイクの体と心
独り叫んだ声さえも
耳障りな静寂に滲む
ねぇ誰かボクを
ここから連れ出してよ
2008/03/15 (Sat)