詩人:安曇
帰り道で近道に霧が深く覆われてまるで雲のなかの迷子車のライトが霧を照らし目の前が白に包まれるふわふわ雲のなかもしも雲の世界があるのならきっときっとこんなふう流れる風に身をまかせふわふわ雲と共に流れいく暗やみに雲の世界もしも雲の世界があるのならきっときっとこんなふう