詩人:里雨夜
手を必死に伸ばしてそれでも届かなかった時悔しいと泣く姿は眩しいほど純粋で苦しいほど綺麗だと思うそこには自分に対しての諦めも慰めもなくてただただ自責や叱責だけがあって自己弁護や自己防衛ばかり必死にしている自分が恥ずかしくて腹立たしくて虚しささえ感じるどうして『悔しい』を忘れてしまったんだろういつから自分に期待することが恐くなってしまったんだろうあなたはあなたは忘れていませんか