詩人:甘味亭 真朱麻呂
 
消えていく人たちのことを思う
そんなこんなで過ぎていく日々
手を振りさよならしたら悲しい 
 
間違いだらけの毎日が 
間違いさがしの日常が
今日も暮れていく 
 
さっきまでそこにいたはずの君 
今はもういない面影だけの彼女 
 
ずっと
思っている 
ネチっこく僕は 
ずっと 
思っている 
名残惜しそうに
 
悪ふざけの延長さ 
少しの風で倒れそうになる 
そんな君のことを 
思うとね少し切なくなった 
 
5月も終わり 
6月7月…8月
とうとう
9月になったよ 
卓上カレンダーをまためくる
君の顔思い出す 
田舎の風景思い出す 
懐かしさを訪ねて 
記憶たどってく 
君との日々思い出す。