詩人:さきネコ
蒼い奇跡に染まった
透明な 物語は
存在もしていない
蝶の羽に そっと止まった
その優しさに 胸が熱くなって
綺麗な瞳を 潤ませて
少しずつ 変化してく空を
希望に満ちた 眼差しで見つめた
明日からは 今よりもずっと
本気で立ち向かえる 気がするんだ
不可能を可能へ導いてゆく
霧ががかった世界をも抱く
虚しさと孤独の暗号を解く
道端に転がった疑念を砕く
永遠の混ざって溶けた夕日
もう二度と 泣いたりしないよ
おどけて誤魔化してきた自分
もう一度 ちゃんと向かい合おうと思うよ
2007/07/17 (Tue)