詩人:fuyuu
いつだって、私は
本音を言うのがこわくて
だれかに気を使ってるていにして
誰かを優先させて
でも本当は
本音を言った時の相手の反応を想像して
拒絶されるのが恐くて
逃げてるだけ。
「本当はもう少し此処に居たい」
それは、とてもカンタンな一言なのに
どうしても、言えないんだ。
早く言わなければ
時の流れに流されて
全部終わってしまうのに。
今ならまだ間に合うのに。
また、
私は逃げるのか。
そして、
無くすのか、この場所を。
それで、良い筈がないのに。
2011/08/17 (Wed)