詩人:おかだまい
色の無い世界なら
やってけると思ったんだ
もうさ
何もみたくなかったんだろうねきっと
まだ何も見てはいないのに
少し触れただけで全てを理解したような
くだらないって笑ってみせて
色の無い世界なら
もう一度スタートできると思ったんだ
スタートとゴールは隣り合わせで
一度だってたどり着いたことなんてないのにね
何だってお見通しさ
その口ぐせはいつの間にか
色の無い世界なら
こんな自分も無色になれると思ったんだ
だから早く
連れて行ってよ
色の無い世界に
2008/05/16 (Fri)