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いつもの駅
楽しかった時間は終わり
あなたと二人
小さな切符に
あなたを遠くへ連れ去られてしまうような気がした
ベルが鳴り
『バイバイ』
と手を振るあなた
思わず
『嫌…』
なんて言ってしまった
慌てて
『ううん、なんでもない。またね。』
って誤魔化した
あなたは
誰よりも私の近くにいる
けど…
行かないで。
あなたと一緒にいさせて。
少しでも離れるのは嫌なの。
いつだってあなたと手を繋いでいたいの。
あなたは
誰よりも私の近くにいる
近くにいるから…
改札の向こう側のあなたが
遠く感じてしまうの…