詩人:悠月
差し出されたその手をもっとしっかり握れていたら二人同じ景色の中にずっと一緒にいられたかもしれない見失いそうになったとき抱きしめることができたなら赤い糸が巻き付いて離れなかったかもしれない(簡単なことほど難しくて)僕らにはもうあの時の幻しか見えなくなった