詩人:高級スプーンあと何年
歳を重ねて垂れる乳爛れる皮膚 痒い痒いだらしのない見せる相手のいない醜い肢体は自分さえ受け入れられれば誰にも許しを求めなくて良い嗚呼どうしてこうなった漠然とわかっていたクセに己の怠惰を根拠のない自信が結局 虚飾であることをぬるま湯はその分冷えるのが早い止まらない震え思考停止 心肺停止まであと少し