詩人:ユズル
なんだかね
中身がからっぽの
そんな物語を歩んできた私は
何を言っても薄っぺらくて
ときどき空しいね
言葉が力を 秘めるには
それなりのものがやっぱり必要で
でも長年 固まってる時計は
動き出すのが つらそうだ
言葉に羽が生えて
優しいけど 重みを持って
誰かの空を 飛ぶ
世界を ふるわせる
いつかはそんなふうな
詩を書きたいな
今からでも 大丈夫だよね
深く 深くなりたい
夢見るだけじゃなくて
今 本当に動き出すから
そして いつか特別な 言葉を捧げよう
2009/11/11 (Wed)