ホーム > 詩人の部屋 > 哀華の部屋 > 足掻いたとて花びらは > 投票

哀華の部屋  〜 「足掻いたとて花びらは」への投 票 〜

  • 哀華さんの「足掻いたとて花びらは」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[31698] 足掻いたとて花びらは

詩人:哀華

宛もなく
かざす手には
やり切れない空

体無くし
思うのは
去り逝く事への
嫌悪だけ

消えるのなら
近づかない方が
自身の為で

散り逝く花びら
言葉と同じ

儚すぎて
切なすぎて
上手に泣くことさえ
できないんだ

散り逝く花びら
涙と同じ

その色も
その光も

どう足掻いたとて
滲んでしまうから

どう足掻いたとて

最後は
消えて
しまうのだから

2005/04/09 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -